地域PR・組織づくりコンサルタント のじまのブログ

PR業やアパレル店長業の経験を活かして、主に地域の情報発信と組織の活性化に尽力しています

交流会を楽しんで、さらなる出会いにつなげる方法

「社会人になってから、なかなか新たな『友達』が増えない・・・」

「パートナーと出会う機会がなかなかない・・・」

「もっと多くの人と交流して世界を広げたい・・・」

「出会いの場にいってもなかなか次につながらない・・・」

そんな声を聞くことがあります。

 

「出会いがない」という場合、

仕事が楽しくて会社にいる時間が長くなり、なかなか時間がないとか、

機会が全くないわけではないけど、次につながらないとか、

問題のフェイズはいろいろとあるように思いますが、

「自分と価値観の合う人」との「出会いの総量を増やす」ための方法については、

これまで、多くの交流会やパーティ、セミナー、スクールなどなど

人の集まる場所に参加するのが楽しみだったことで、

多少はお役立ちできる気がするので

そのあたりについて書いてみたいと思います。

 

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社会人になり、15年以上が経ちますが、

私は、「出会い」というものについては幸いそんなに困ったことはなく、

年々、自分と価値観の合う人と出会えるようになっている気がしています。

 

元々、いろんな人との出会いや、世界を広げるのが好物、ということもありますが

私は、いわゆる「交流会」や「パーティ」というものに参加するのがとても好きです。

多くの人と出会えるし、

その後ずっと付き合いが続く友達が見つかったり、

ひとつに行くと、必ず何らかの次の出会いにつながるからです。

その連鎖が、今の私にいろんな恵みを与えてくれているように思いますし、

そこで身につけたコミュニケーションスキルが仕事の場で活かされたり

そこで知り合った人からお仕事をいただいたりと、

いいことづくめだなあと感じています。

 

今回は、出会いの場の中でも「交流会」や「パーティ」に絞って、

出会いを、その後にどんどんつなげていくために、

私が普段、何気なくやっていることを整理して、少しご紹介します。

 

 

①行く会は、タイミングが合う、ちょっとでも興味があるものを気軽に選ぶ

行く会選びも重要ですが、一発で「最高!!!」という会に出会えるかどうかは運みたいなところもあると思います。③にもつながりますが、会選びで迷って迷って結局行かない、となるよりも、Facebookで友達から誘われてちょっと興味あるかも、とか、学校関係でOBOG会に誘われた、とかそういう感じで選ぶので十分だと思います。

ただし、あまりに自分と共通点の少ない人ばかりの会だとキツイかもしれないので、(自分はわからないものすごいニッチな趣味の会とか、来る年代が高すぎる/若すぎるとか・・・)そのあたりは考慮しつつも、まずはちょっとでも興味は湧いたら「行ってみる」、それが大事です。

 

②いろんな人との出会いを期待するなら、ひとりで行くか、別行動をしても問題ない「フットワークの軽い」友人と行く

会に行くのに、ちょっとドキドキするからと、誰かと行きたくなる気持ちはよくわかりますし、相手がそういう会に慣れている人であれば何ら問題はないと思いますが、一緒に連れていった人が、「必ず一緒に行動してね~!」というような、ケアしないとダメなタイプだと、「いろんな人との出会い」というのは見込みにくくなります。なので、思い切ってひとりで参加することをオススメします。私は、大概、ひとりで参加した会の方が、その後、その場の人達と仲良くなって、またさらなる会を催すことになって、という連鎖につながりやすいです。

 

③「すべては経験」と、1回の会に期待しすぎない
いい会とどんどん出会えるようになるためには、いろいろ行ってみるしかありません。私も行ってみて唖然とした会もありますが、そんな会でも、ひとりだけつながった人が、後々(何年にも渡って)楽しい会に呼んでくれたりと、良いつながりが生まれました。なので、1回の会に期待を寄せすぎずに、「あとあとで何か楽しいことにつながるといいな~」くらいの、ゆるい気持ちで行ってみることをオススメします。

 

④「ひとり友達をつくろう」のマインドで参加する

大勢と名刺交換するよりも、たったひとり、次につながる人をつくる!という気軽な気持ちで行くことが大切だと思います。実際、ここでつながるひとりが、ゆくゆく100人くらいの人との出会いのきっかけとなった経験があります。薄く話して誰ともつながらないより、「まずひとりと濃い交流」。

 

⑤リラックスできそうな相手を見つける

「ひとり友達をつくる」ために、まず会場に入って、ぱっと見回し、なんとなくホッとするなあとか、リラックスして話せそうな相手を見つけます。自分がリラックスできる、できればひとり参加の人を見つけたら、「今日は誰の紹介で来られたんですか?」と、会に来たきっかけを聞いたり、どんな仕事をしているのか聞いたり、「ひとりで来て、全然どなたも知らないんですよね~」なんて言ってみたり、相手が答えやすい・反応しやすいことを聞き出し、自分との共通点を探しながらお話しするとよいと思います。

 

⑥ひとりの人と会話が弾んだら、その人とともに、いろんな人との挨拶に出かける

⑤のプロセスでは、一発でそういう人を見つける必要はありません。最初に話した人がイマイチピンと来なければ、また他の人と話してみて、会話が弾んだ人を、運命共同体にしてしまいましょう。

「私もひとりで参加したんです!せっかくなので、一緒にいろんな人と話してみませんか」という感じで、一緒に繰り出してみると、ちょっと話しかけづらいかも、といった人とも、すでに運命共同体と話すことで緊張や話すことのバリアがすっかり取れているし、なにせふたりなので、会話がしやすくなります。

尚、この運命共同体とは、その後ずっと一緒にいる必要はありません。自然と離れたら、それはそれ。でも、時々「ホーム」のように帰って、「こんな人と挨拶しましたよ~●●さんとお仕事近いかも」とか、その人にさらなる出会いを提供してあげたりしていると、その人との絆も深まります。

 

⑦幹事や主催者と仲良くなる

一度の会を、次の出会いのきっかけにする最も効果的な方法は、「幹事・主催者と仲良くなる」ことです。なぜなら、主催者は会に参加しているメンバーのこともよく把握していますし、また、たいてい、その会以外にも別のパーティを催していたり、そういう会にまたみんなに来て欲しい!と思っている人であることが多いからです。

幹事や主催者と仲良くなれば、次の会へのお誘いが来るようになりますし、また、会の中で「こういう人と知り合いたいんです」とお伝えしておくと、せっかく催した会をできるだけ楽しんでもらえたらという思いから、いろいろと人を紹介してくださります。

その上では、マナーを守って、また幹事や主催者の人に「会が楽しかった」という感謝を伝えることも重要です。やってもらうばかりでなく、会を最大限に楽しむというお返しをする。そんな姿勢で、お互いにとってよい関係を築いていくと、幹事や主催の方にとっても、また誘いたい人となると思います。

 

運命共同体となった人とは、次に面白い会があったら誘い合う約束をする

⑤・⑥のプロセスで仲良くなった「運命共同体」のひとりとは、「また楽しい会があったらお誘いしますね!●●さんもよかったらお声がけください」とお伝えしておくと、次の機会でもまたお会いしたり、お互いの出会いが広がることとなります。

実際に、もう少し仲良くなりたいなあと思う「二度目まして(一度しか会ったことがない)」の人を、新たな会にお誘いして、さらに親睦を深めつつ、新たな出会いを提供し合う、という方法は、私もよく楽しんでいるやり方です。

ふたりで会うほどまでではないけど興味がある人と、さらに仲良くなっていくのに、交流会やパーティの場を使ってしまう、というのはアリだと思います。

 

 

会の中での、人とのコミュニケーションの仕方、にもポイントはあると思っているのですが、それは少し長くなるので、また別の回でまとめてみたいと思います。