地域PR・組織づくりコンサルタント のじまのブログ

PR業やアパレル店長業の経験を活かして、主に地域の情報発信と組織の活性化に尽力しています

「やりたいことがわからない」の呪縛から逃れるためのヒント

「私のやりたいことってなんだろう?」

 

自分自身のことなのに、何でわからないんだろう?

自分の気持ちがわからないなんて、私はどこか劣っているのではないか?

こんなに考えているのに、何で??

 

もしかしたら、この問いは、私が人生で最も向き合ってきたことかもしれません。

大学時代には、「どんな仕事をしようか」

就職してからは「もっと自分が活躍できるフィールドがあるのではないか」

1社目のアパレルメーカーで店長職に就き、実績もつくってある程度満足し、

2社目でPR会社を選んだときには、ようやくこのことから解放された!と思ったものの、日々忙しく仕事をする中で、いつしか、また、ふっとよぎるようになりました。

「私が本当にやりたいのはこういうことなのだろうか?」

 

この問い、私は、向き合って考えれば考えるほど、

ドツボにハマっていきました。

 

なぜなら、私は「考えて」ばかりいて、

何も経験していないうちから、「高尚な目標を立てないと」と思い、

でも、なかなか思うように浮かばず、疲弊して、自信をなくし、

とにかく、自分の本当の声が聞こえづらくなる状態ばかりをつくっていたからです。

 

私はこの問いに、大学2年生の時くらいから真剣に向き合うようになりましたが、

アラフォーを迎える最近になってよくわかるのは

「できるだけ最初の1歩のハードルを下げて、1ミリでも興味を持ったら気軽に始めてみること」

これに尽きるということです。

やりたいことがないのではなく、やりたいと思うことを、

小難しいフィルターにかけては、やらないうちから自分でつぶしてしまっていたのです。

 

そして、この問いの答えである、「やりたいの種」は、

「考えていない時」の方が浮かぶということ。

それもよく分かりました。

 

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どの会社でも、できない自分でいることは嫌だったので、

心にどこかモヤモヤを抱えながらも、

どうにか、どうにか、成果を出せるように頑張って、

なんとか形にできたと思ったら次のチャンスをつかんで

まわりにもそれなりに評価されて・・・

そんなことを繰り返してきたものの、

どこかスッキリせず、満足いかないという状態が続いていました。

 

でも、社会人を15年以上やってきて、

いろんな人と会って、

いろんなサービスを受けて、

いろんな講座や勉強会に通って、

私が見つけた、この問いから決別するヒントは、こういうことでした。

 

・考えが進まないときは、「感じる」時間をとにかく増やす!疲れているなら、まずゆっくり休む。 

 (そうしているうちに、自分の本当の声がふっと出るようになる。考えて出るものではない。)

 

・「●●は嫌」ということも、十分やりたいことの発見に役立つ

(嫌なことが明確にできると、やりたいこともあぶり出しやすくなる)

 

・仕事につながる、つながらない、そんなことをやるのはカッコ悪い、これまでの経歴が活かせない、、、そんなことを気にせず、少しでも興味を持ったことがあったら、気楽に始めてみる

(この行動により、自分の行動力への自信UPとともに、「やりたいことあるじゃん」という、最大の問いへの答えが自分の中にもあることにホッとできる)

 

・まず1回、お試し!という気持ちで全然OK

(自分の中に浮かんだ種を育てるためにも、「いかに、始めるハードルを下げるか」)

 

・「もう●●歳なのに」「もう▲▲歳だから」などと思う必要は全然ない。人生は思っている以上に長い。

(人生は実は思っている以上に長い、という言葉を最近、いろんな人生の先輩がくれる。確かに今は90歳まで生きることもザラな時代。年齢で何かを諦めたりする必要はなく、たった今の自分の気持ちに素直に、少しでも興味があることがあればやっていく方が、楽しく過ごせる期間が増える!)

 

特に私はこの半年~1年、

これまでの生き方を少し方向チェンジすべく、

少しでも自分のヒントになりそうな場所や情報には飛びついてきたのですが、

その過程で、今の思考に至るトドメを刺してくれたのは、

「好きを仕事にする」かさこ塾の塾長をされている

カメライタ―(カメラマン&ライター)のかさこさんでした。

http://www.kasako.com/

 

「ブログは1行でも、写真1枚でも全然OK。まずは続けることが大事。」

「違うと思ったら、すぐ方向転換すればいい。」

 

軽やかに生きていくためには、

何かを始める時や、チャンスが来た時に、

いかに小難しく考えずに、「簡単に」するか。

 

これから、いろんな記事を通して、

私自身が心底必要だと思う、「いかに人の可能性を開いていくか」

に関する情報発信をしていきます。